幽霊掛け軸
まだまだ残暑が続いてますが、夏バテなどで体調を崩してませんか?
先週夏休みを頂き、福島県の南相馬市へ行って来ました。
南相馬市と言えば相馬焼や、相馬野馬追が有名ですが、金性寺というお寺の所蔵する幽霊掛け軸の特別開帳があるとの事で、恐る恐る見に行って来ました。
入り口でお守り札を頂き堂内に入ると、お香がたかれていて、全国各地から奉納された幽霊画や地獄・極楽絵図など約80点が展示されていました。
作品は主に江戸末期から明治中期の物で、江戸時代の代表的な絵師・円山応挙の作品をはじめ、子どもを心配して出た父の幽霊や、着物に乗り移った幽霊、「津軽の雪女」などを描いた作品がありました。
ご住職によると「幽霊にも魂がある」と約40年前に幽霊画の公開供養を始めたところ、全国から掛け軸の奉納が相次ぎ、毎年送り盆に合わせて一般に公開しているそうです。
怖い作品ばかりでしたが、約80点もの掛け軸がずらりと並んでいて圧巻でした。
一見の価値ありです。ご興味のある方は来年是非行ってみてください。
2008年8月21日 カテゴリ:未分類