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オンライン診療を開始いたします

皆様こんにちは。
厚生労働省より新型コロナウィルス感染拡大防止に伴う特例的な対応として医科に続き歯科においても初診からオンラインでの保険診療が開始されることになりました。
直接患者さんからお口の悩みを聞いて口腔内を診査する対面診療とは異なり、オンライン診療では、電話や情報通信機器を用いての診療、服薬指示等を行います。

不要不急の外出自粛の中、今すぐに歯科を受診するべきなのか悩まれている方がいらっしゃいましたら自己判断ではなく主治医の指示を仰ぐのがベストかと思いますのでどうぞご活用ください。

<オンライン(電話や情報通信機器を用いた)診療のしくみ>

①初診料は時限的に3割負担の方で555円。処方料や薬の代金は別途かかります。
(厚生労働省より 令和2年4月24日)

②診療の流れ(歯科医院によって異なります。)

【準備】

○スマートフォンやタブレット等の通信機器
○インターネット環境
○オンライン診療専用のアプリケーションがある場合‥
→問診票の入力(お名前・生年月日・ご住所・電話番号・メールアドレス健康状態に関する質問・今回気にされている部位の症状、経過等)
保険証の添付(個人のなりすましや虚偽の申告による処方を防止するため)を済ませておいてください。

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【予約】

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【初診】

電話、テレビ電話によるオンライン診療の場合
○問診(上記参照)直接主治医がお聞きします。
○保険証
お電話にて被保険者番号等の確認、またはファックスによる送付、テレビ電話の場合画面に提示していただきます。

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【診察】

問診内容や過去の診療データを元に電話や情報通信機器によって歯科医師がリアルタイムで診察します。
またオンライン診療は全ての疾患に対して診察しかねますのでその場合は医療機関における対面診療を推奨する場合がございます。

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【決算】

診察が終了したら決算に進みます。
診療一部負担金ついては、銀行振り込み、クレジットカード決済、その他の電子決済等の支払い方法により実施されます。

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【処方】

決算が完了し、薬局での服薬指導を希望される場合は、医療機関からご希望の薬局へと処方箋情報が送付されます。
薬局にて調剤した薬剤は書留郵便等で確実の患者さんのもとへ届いたことが確認されます。
また院内処方の場合は医療機関から直接お薬を配送させていただく場合もございます。
処方に関するお支払い方法としては代金引換の他、銀行振り込み、クレジットカード決済、その他の電子決済等がございます。
(患者さんのなりすましや虚偽の申告による処方を防止するため)

厚生労働省HP参照
〈新型コロナウィルスに係る診療報酬上の臨時的な取り扱いについて〉
https://www.mhlw.go.jp/content/000625703.pdf
〈医療機関が電話やオンラインによる診療を行う場合の手順と留意点〉
https://www.mhlw.go.jp/content/000624983.pdf

③オンライン診療のメリット
・院内感染・二次感染のリスクがない。
・受付や会計の待ち時間が短縮できる。
・自宅や外出先で診察が受けられる。
・院内処方の場合薬が自宅に届く。

④オンライン診療のデメリット
・検査や直接の身体所見がとれないので診断精度に劣る。
・診察が可能な対象疾患に限りがある。
・インターネットに不慣れな人は支援が必要である。 等

日本歯科医師会による皆様へのお願い

緊急性のある歯科診療とは、自発痛が強い、歯茎の腫れて痛い、歯が折れた、詰め物がとれて食事が出来ない、口内炎が2週間たっても治らない等を指しますが、一般の方が判断するには難しい部分もあるかと思います。
その場合にこのオンライン診療を用いて主治医に意見を仰ぐことで不必要な外出、歯科受診を控えることに繋がると考えます。
また痛みなどの自覚症状が無ければ、定期的な歯のクリーニングはコロナウィルス拡大が終息するまでは延期した方が安全だと考えます。

最後にウィルス感染に対抗する歯科の重要性をお話しします。
日々のセルフケア(歯磨き・デンタルフロスの使用・舌磨き)が歯科疾患予防のためにとても重要であることは皆さんご存じだと思います。
ウィルス感染は鼻と口から起こります。
細菌だらけの不潔な口腔内はウィルス感染を助長し、さらに体内へ侵入することで腸内細菌のバランスを崩し、免疫低下を及ぼします。
また誤嚥性肺炎(細菌が食べ物や唾液とともに誤嚥され発症する肺感染症)のリスクが高い方はウィルス性肺炎のリスクも当然高く、特に注意が必要と言われています。

今回オンライン診療についてお話しさせていただきましたが、ご自身の症状での歯科受診が不要不急なものであるかどうかを知りたいなど些細なことでも構いませんのでご相談ください。
まだまだ知られていないオンライン診療ではございますが、これを機会に皆様への認識とご理解をいただけたらと思います。

歯科医師 小松リナ

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