水道橋でおすすめ評判の歯医者・千代田ファーストビル歯科の口コミ・評判

レーザー治療

ご存知ですか?レーザー治療

レーザー治療は、患者さんにやさしい最新の治療方法。その特長は、なんといっても痛みや不快感の少ない治療が受けられることです。では、実際にどんな症状に効果があるの?

『本当に痛くないの?』

そんな患者さんの疑問にお答えしましょう。

ページのトップに戻る

Nd:YAGレーザーの4大特徴

1.ファイルの#40相当のファイバー(320μm)であらゆる部位に照射可能。

2.パルス発振型で、熱的作用を最小限に抑え、痛みが出にくい。

3.組織深達性に優れ、レーザー麻酔効果が得やすい。

4.色素選択性があり、反応剤を使用することでレーザー光を表層で吸収させることも可能。

ページのトップに戻る

臨床応用例

歯周疾患の処置

根管治療への応用

硬組織への応用

歯肉炎
歯周炎(歯周ポケット掻爬)
智歯周囲炎

根管内の殺菌・消毒・乾燥
根尖病巣へのアプローチ
生活歯髄切断
歯髄炎の診断

知覚過敏処置
齲蝕の予防

補綴治療

疼痛緩和

止血

残根処置
歯肉圧排・印象前のマージン部明示
金属仮着

表面麻酔効果
ペインコントロール
顎関節の疼痛緩和

抜歯後の止血
形成後の歯肉の止血

口腔粘膜疾患の治療

審美治療

 

口内炎・口角炎
義歯の創傷

メラニン色素除去
ブラックマージンの除去

 

ページのトップに戻る

歯周疾患の処置

歯肉炎・歯周炎によるポケットへの照射

  • ポケット内細菌に対する消毒・殺菌
  • 歯肉内縁の不良肉芽の蒸散
  • 排膿促進

プロービングデプス 4~10mm
BOP(+)
動揺度1~2(Br・連結冠の一塊で)
X-ray
重度の骨吸収が認められる
前歯部口蓋側歯肉の発赤、腫脹が著しい
隣接面のプロービングデプス4~7mm
歯肉の炎症はかなり改善した
超音波スケーラー、手用スケーラーでSRPを行った SRP後、Nd:YAGによる歯周ポケット掻爬
照射条件:100mJ 20pps(Hz) 20sec
ポケット底より1mm浅い所から歯周ポケット内全体に行き渡る様に照射
歯肉の炎症も消退し、プロービングデプス3mmに減少 歯肉の炎症の著しい改善が認められる

無麻酔科で歯周ポケット内照射が可能な上、細菌の殺菌やポケット内壁の掻爬などが容易にできることから、従来のSRPと組み合わせたり、また単独で使用することで、歯周治療上有効な手段の一つと考えられる。特に歯周ポケットが残存していてもそのポケット内にプラーク細菌や歯石の沈着がほとんどなく、また根面が比較的汚染されていない基本治療終了後や、メインテナンス中の病変の再発などに、効果を発揮するものと思われる。

ページのトップに戻る

根管治療への応用

  • 抜髄後の根尖の止血
  • 切削片の蒸散
  • 残髄表層のタンパク質凝固(ミイラ化させることによる無菌化)
  • 根尖部からの浸出液の抑制
  • 根管内の感染歯質の蒸散
  • 根尖病巣への根管からのアプローチ
  • □穿孔(パーフォレーション)時の止血、疼痛緩和

根管内の照射

  • 1/10,000秒の瞬間的な照射により髄空内の殺菌を行う
  • スメアー層の蒸散
  • 根管内の無菌的な乾燥を行う
  • パーフォレーション時の止血
  • 疼痛緩和効果
  •  
 

200、320μmのファイバーで#25、#40以上の拡大により
根管壁を直接照射をすることが可能
設定:80mJ/15pps(Hz)

根尖病巣へ照射

  • フィステルからアクセスし病巣内を直接照射
  • 病巣の排膿促進効果
  • フィステルの消失初診時7ヵ月後
  • 粘膜下期病巣の排膿促進

設定:80mJ/15pps(Hz)

ページのトップに戻る

硬組織への応用

裂溝部への照射

  • シーラントの前処置として、裂溝部の殺菌(裂溝部の形態変化は起こさない)
  • レーザー照射の熱によって、瞬時にエナメル質の融解と凝固が起こり溶岩状構造になる為、エナメル質の耐酸性の向上、酸エッチング後のシーラント剤とエナメル質の緊密な接着が出来る

設定:100mJ/15pps(Hz)

照射中 シーラント充填後

ポリッシングでは、除去できない黒色変性部へ照射を行った。
Nd:YAGレーザーは色素に対しよく吸収されるため、裂溝部に細菌を押し込むことなく黒色変性部の蒸散や殺菌を行うことが出来る。
う蝕検知レーザー診断器(DIAGNOdent:KaVo)にて計測した結果、半年後でも数値は安定している

ページのトップに戻る

疼痛緩和

口腔外より照射

顎関節における疼痛緩和
設定:200mJ/30pps(Hz)

《東洋医学的(ツボ)》

経穴(完骨、風池を含む経路)に照射(頚椎C1~C2相当部)

  • 痛覚路の選択的抑制
  • 血流の改善(組織透過型レーザー光は内部温度が上昇しやすい)
  • リンパドレナージの促進

《解剖学的》

大耳開神経、大後頭神経、小後頭神経に照射(頚椎C1~C2相当部)

  • 痛覚路の抑制
  • 顎関節の滑液中に発生する炎症性サイトカイン(プロスタグランディンE2,インターロイキン1β)の産生を抑制する
  • 神経細胞にCa代謝異常が生じ、神経突起の退縮や終末部の腫大など形状に変化が起こり刺激に対する反応性が低下する

口腔内の照射

  • 矯正治療時の疼痛緩和
  • アフタ性口内炎、口角炎、義歯性潰瘍の疼痛緩和、治癒促進
  • 表面麻酔効果

設定:80mJ/15~20pps(Hz)

ヘルペスの鎮痛・消炎

初診 照射中 照射後
術後1日目 1週間後 2週間後

痛みの伝達経路に影響し、知覚を鈍麻させ炎症部に対しては治癒促進の働きをすると考えられている。
表面は乾燥状態に変化し、薄い皮膜が形成され刺激痛の軽減となる

ページのトップに戻る

外科領域への応用

レーザーメスとしての照射

  • 瞬時に出る熱のため止血をしながらの切開(蒸散)が可能
  • Nd:YAGの波長の特性として、ヘモグロビンに対して高い吸収性を持つため止血効果に優れている
  • メスによる切開の創面に対して照射を行うことで、傷を開放創で治癒させる事が出来る。

設定:120mJ/15~20pps(Hz)

血管腫除去

エプーリス除去

処置前 照射中   1ヵ月後

小帯切除

術前 照射中
照射後 1週間後

ページのトップに戻る

審美治療への応用

メラニン色素沈着除去

①施術部位に侵麻を行い、接触痛の除去とメラニン色素沈着の部位を明瞭(貧血帯をつくることで)にする。
②照射部位に反応剤(墨など)を塗布する。
③設定120mj 20ppsにしファイバーに角度をつけるように(30~40度程斜めにたおして)接触させ、テンションをかけながらファイバーを一方向に動かし表皮を一枚剥がすように照射を行う。この際、手技としてファイバーを往復させずに、すばやく一方向に照射するところが上手く剥がすポイントとなります。
④②③の操作をもう一度行う
⑤照射した部位は、1週間~10日で治癒過程をたどる。

  • この症例は、4ブロック(右上→左上→左下→右下)に分けて行っている
  • 1回目の処置後、次の部位を行う時に前回の部位の照射漏れがないか確認し進めてゆく
  • 墨を塗布しなくても同様に照射し処置は行えるが、墨を塗布したケースと比べると治癒に多少時間がかかる

ブラックマージンの除去

ページのトップに戻る

Q&A

Q.レーザー治療って何ですか?

患部にレーザーを照射して治療します。

レーザー治療は、

①処置が簡単

②ほとんど痛みがない治療が可能

③治療効果が現れるのが早く、局所麻酔をほとんど使用しないで治療を行うことが可能

などのメリットがあります。

Q.痛くないのですか?

ほとんど痛みは感じません。

特にNd:YAGレーザーは、無痛に最も近い治療といわれていて、研究機関などの実験でも立証されています。

Q.安全なのですか?

レーザー治療は安全で副作用もなく、妊娠中の方、高血圧・心臓病の方、ペースメーカーを使用されている方なども安心して処置を受けることができます。

Q.虫歯の予防はできますか?

虫歯になりやすい個所にレーザーを照射します。これによって歯の耐酸性が向上し、虫歯になりにくい歯をつくることができます。

Q.口を大きく開けると痛いのですが…

口を大きく開けると痛い、口が大きく開けられないといった症状はアゴの関節に原因があります。

レーザーをアゴの関節に照射することによって、アゴの痛みなどの症状を軽減することができます。

Q.歯茎の色が気になるのですが…

健康な人の歯茎はピンク色をしていますが、時には歯茎の一部が黒ずむ場合があります。

レーザーを数回照射することにより、気になる歯茎の黒ずみを取り除くことができます。

Q.冷たい水が歯にしみるのですが…

冷たい水がしみたり、歯ブラシが当たると痛みを感じることがあります。

これは知覚過敏といって、歯肉が下がり、歯の根が露出するために起きる現象です。

この知覚過敏もレーザーによって効果的に治療することができます。

Q.歯肉の腫れや出血にも効果がありますか?

歯肉の腫れや歯肉の出血などの歯周病。従来からの治療法とレーザー治療を併用することで、大きな効果を挙げています。

Q.口内炎の痛みにも効くのですか?

頬の内側などにできる口内炎。食べ物や飲み物がしみたり、痛みを感じたり、とても不快なものです。

口内炎に対してもレーザーを照射することによって痛みが軽減され、治癒期間も短縮されます。

その他に、歯の根の治療や麻酔効果などに用いられています。上記以外のご質問などございましたら、お気軽にご相談下さい。

ページのトップに戻る