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アーカイブ: 5月 2014

チカラが歯を失う三大原因の1つ

こんにちは。歯科医師の吉川です。

歯を失う三大原因として、

①歯周病

②むし歯

③力

があります。

歯を守ることに努め定期検診を続けてくださっている方の場合、歯周病やむし歯で歯を失うリスクは確実に減らせる様になってきました。

そのような方の場合でも「破折」で歯を失うことがあります。

破折の原因も様々ですが、歯ぎしり・食いしばり・きしませ・噛み癖などから起きることがあります。

【歯ぎしり】 睡眠中などに、無意識で歯列全体の歯を横にキリキリこすり付ける事で咬耗の範囲が広く、歯の長さが短く減ってしまい、しみたりする事があります。

【食いしばり】 就寝時に限らず、日中の覚醒時も無意識のうちに歯を噛みしめたり食いしばってしまう事です。骨隆起や頬粘膜・舌に圧痕がついたり、歯の動揺が起きたりします。肩こり・頭痛・咀嚼筋のこわばりがみられる事があります。

【きしませ】 就寝中に無意識にある一定の歯だけでこすり合わせ、大きな音が鳴ることがあります。(限局した歯牙の咬耗)

【歯牙接触】 日中の覚醒時は、口唇を閉じた状態で、上下の歯牙は接触していない状態が正常であるのですが、無意識に上下の歯牙を接触してしまうことで、咬筋などが疲労してしまう。

 

この様に無意識下での力が、思わぬ負担を歯牙や筋肉にかけて様々な症状を引き起こし、歯の破折につながる事は意外と知られてません。

歯牙の咬耗・くさび状欠損・充填物脱離・知覚過敏・動揺・骨吸収・顎関節障害・咀嚼筋群のこわばり・疼痛・破折がある場合には、無意識下での力や癖も考えてみることも大切だと思います。

 

 

 

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