水道橋でおすすめ評判の歯医者・千代田ファーストビル歯科の口コミ・評判

アーカイブ: 5月 2020

オンライン診療を開始いたします

皆様こんにちは。
厚生労働省より新型コロナウィルス感染拡大防止に伴う特例的な対応として医科に続き歯科においても初診からオンラインでの保険診療が開始されることになりました。
直接患者さんからお口の悩みを聞いて口腔内を診査する対面診療とは異なり、オンライン診療では、電話や情報通信機器を用いての診療、服薬指示等を行います。

不要不急の外出自粛の中、今すぐに歯科を受診するべきなのか悩まれている方がいらっしゃいましたら自己判断ではなく主治医の指示を仰ぐのがベストかと思いますのでどうぞご活用ください。

<オンライン(電話や情報通信機器を用いた)診療のしくみ>

①初診料は時限的に3割負担の方で555円。処方料や薬の代金は別途かかります。
(厚生労働省より 令和2年4月24日)

②診療の流れ(歯科医院によって異なります。)

【準備】

○スマートフォンやタブレット等の通信機器
○インターネット環境
○オンライン診療専用のアプリケーションがある場合‥
→問診票の入力(お名前・生年月日・ご住所・電話番号・メールアドレス健康状態に関する質問・今回気にされている部位の症状、経過等)
保険証の添付(個人のなりすましや虚偽の申告による処方を防止するため)を済ませておいてください。

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【予約】

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【初診】

電話、テレビ電話によるオンライン診療の場合
○問診(上記参照)直接主治医がお聞きします。
○保険証
お電話にて被保険者番号等の確認、またはファックスによる送付、テレビ電話の場合画面に提示していただきます。

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【診察】

問診内容や過去の診療データを元に電話や情報通信機器によって歯科医師がリアルタイムで診察します。
またオンライン診療は全ての疾患に対して診察しかねますのでその場合は医療機関における対面診療を推奨する場合がございます。

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【決算】

診察が終了したら決算に進みます。
診療一部負担金ついては、銀行振り込み、クレジットカード決済、その他の電子決済等の支払い方法により実施されます。

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【処方】

決算が完了し、薬局での服薬指導を希望される場合は、医療機関からご希望の薬局へと処方箋情報が送付されます。
薬局にて調剤した薬剤は書留郵便等で確実の患者さんのもとへ届いたことが確認されます。
また院内処方の場合は医療機関から直接お薬を配送させていただく場合もございます。
処方に関するお支払い方法としては代金引換の他、銀行振り込み、クレジットカード決済、その他の電子決済等がございます。
(患者さんのなりすましや虚偽の申告による処方を防止するため)

厚生労働省HP参照
〈新型コロナウィルスに係る診療報酬上の臨時的な取り扱いについて〉
https://www.mhlw.go.jp/content/000625703.pdf#search=%27%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A+%E6%AD%AF%E7%A7%91+%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%27
〈医療機関が電話やオンラインによる診療を行う場合の手順と留意点〉
https://www.mhlw.go.jp/content/000624983.pdf

③オンライン診療のメリット
・院内感染・二次感染のリスクがない。
・受付や会計の待ち時間が短縮できる。
・自宅や外出先で診察が受けられる。
・院内処方の場合薬が自宅に届く。

④オンライン診療のデメリット
・検査や直接の身体所見がとれないので診断精度に劣る。
・診察が可能な対象疾患に限りがある。
・インターネットに不慣れな人は支援が必要である。 等

日本歯科医師会による皆様へのお願い

緊急性のある歯科診療とは、自発痛が強い、歯茎の腫れて痛い、歯が折れた、詰め物がとれて食事が出来ない、口内炎が2週間たっても治らない等を指しますが、一般の方が判断するには難しい部分もあるかと思います。
その場合にこのオンライン診療を用いて主治医に意見を仰ぐことで不必要な外出、歯科受診を控えることに繋がると考えます。
また痛みなどの自覚症状が無ければ、定期的な歯のクリーニングはコロナウィルス拡大が終息するまでは延期した方が安全だと考えます。

最後にウィルス感染に対抗する歯科の重要性をお話しします。
日々のセルフケア(歯磨き・デンタルフロスの使用・舌磨き)が歯科疾患予防のためにとても重要であることは皆さんご存じだと思います。
ウィルス感染は鼻と口から起こります。
細菌だらけの不潔な口腔内はウィルス感染を助長し、さらに体内へ侵入することで腸内細菌のバランスを崩し、免疫低下を及ぼします。
また誤嚥性肺炎(細菌が食べ物や唾液とともに誤嚥され発症する肺感染症)のリスクが高い方はウィルス性肺炎のリスクも当然高く、特に注意が必要と言われています。

今回オンライン診療についてお話しさせていただきましたが、ご自身の症状での歯科受診が不要不急なものであるかどうかを知りたいなど些細なことでも構いませんのでご相談ください。
まだまだ知られていないオンライン診療ではございますが、これを機会に皆様への認識とご理解をいただけたらと思います。

歯科医師 小松リナ

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PCR検査とは?

新型コロナウイルスが依然猛威を振るっています。
緊急事態宣言がでて1か月がたちました。
自粛疲れが出る頃とは思いますが、できるだけ早く平常の生活を送るためにも、不要不急の外出は避けましょう。

今回は連日ニュースで報道されている「PCR検査」(PCR法)について、どういったものかをご紹介しようと思います。

PCR法とは?

PCR法はPolymerase chain reactionの略語であり、特定の遺伝子を指数的に増加させることで微量の検体からウイルスなどに感染しているかどうかを調べることのできる方法です。
すべて生物の遺伝情報は、ゲノムDNAと言われる設計図の中に暗号化されて収められています。

ゲノムDNAの最少単位は4種類の塩基(A:アデニン、T:チミン、G:グアニン、C:シトシン)と呼ばれる物質で、設計図の文字に相当します。
この文字の数や並び方は、生物の種毎にだいたい決められているので、文字の並び方でどの生物の設計図なのかが分かります。
ヒトでは31億文字、大腸菌では464万文字あり、生物種によって文字の数(=ゲノムDNAの大きさ)や並び方は異なります。

PCR法は、増やしたい遺伝子のDNA配列にくっつくことができる短いDNA(プライマー)を用意し、酵素の働きと温度を上げ下げすることで、目的の遺伝子を増やす方法です。
増えたDNAを染め出す特殊な装置に入れる事で、増えた遺伝子を目で確認する事ができます。

検体の中に増やしたい遺伝子があれば増えて目で確認することができ“陽性”と判定されます。
しかし、検体の中に遺伝子がなければ増えないので、目で確認することはできず、 “陰性”と判定されます。

現在猛威を振るっている新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ですが、日本では2020年1月30日に国立感染症研究所にて分離に成功し特定の文字の配列を発見することができたようです。
これをもとにPCR検査を行うために必要な試薬(プライマー)を大量に生産し現在の検査が可能となっています。

PCR法には

RT-PCR法(reverse transcription-PCR法)
Real-time-PCR法
In situ PCR法
DNAサブトラクション法
DNAマイクロ・アレイ法
SNA解析
レポーターアッセイ
ゲルシフトアッセイ

等の種類があります。

現在使用されているPCR法は遺伝子領域を2ヵ所特異的に検出する「2-step RT-PCR法」とTaqManプローブ(特定の文字配列があると発光するマーカー)を用いた「リアルタイムPCR法」の2種類があります。

新型コロナウイルスについてはまだまだ未解明なことも多く簡易検査が難しいことから、ウイルスの検出にはPCR法に頼らなければならないのが現状です。
PCR法は精度が高く有効な手段ですが、作業が難しく時間がかかってしまうため、誰でもできるわけではない。
結果の判定は人が行わなければならないというのが欠点です。

現在専門家の先生方や治療に携わっている方々が寝る間も惜しみながら、新たな検査法や治療薬、ワクチンの開発を行っており、大変頭が下がる思いです。
一日も早く、簡単かつ正確な検査方法、確実な治療法、ワクチンが開発されることを祈ります。
私たち歯科医師も地域のPCR検査センターにおいて微力ながらお手伝いをさせていただきます。

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