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歯科医院で出来るもうひとつの検診
~お口のガン検診~

こんにちは
夏は始まったばかりだというのに、うだるような暑さに早くも音を上げております。

皆さんも体調には気を付けておられることとは思いますが、たまには専門の医療機関で検診を受けて、日々の体調管理に役立ててください。

さて、皆さんが歯科医院で「検診を受ける」というとどのようなものを思い浮かべますか?
むし歯ですか?それとも歯周病ですか?実はそれ以外にも、私たちにできる重要な検診として、「口腔がん検診」というものがあります。今回はそれについてご説明致します。

「口腔がん」て何?

「口腔がん」とは、口の中やその周囲に出来るがんのことで、できる部位によって、舌がん、歯肉がん、口底がん、頬粘膜がん、などと呼び方が変わります。
「口腔がん」は、体に出来る癌の全体の僅か2%程に過ぎませんが、以前に比べて患者数は急激に増加しています。また、「口腔がん」に罹患すると死亡率は約46%と、半数近くの方が亡くなってしまう恐ろしい病気です。

「口腔がん」の症状

「口腔がん」には、他のがんと違い、目で見て、手指で触れることができるという大きな特徴があります。
皆さんも、自分のお口の中に下のような症状がないか確認してみましょう。

①口の中に硬いしこりがある。
②口の中からが出る。
③20日以上治らない口内炎がある。
④口の中が痛いしびれる。
⑤口の中が腫れている。
⑥口の中に白い部分、または赤い部分がある。

「口腔がん」になりやすい人

「口腔がん」には、その人の生活習慣が大きく関係します。
下記の項目に心当たりのある方は、特に気を付けましょう。

①1日にたばこを10本以上吸う。
②葉巻やパイプを吸う。
お酒を飲むとすぐに顔が赤くなる。
④アルコール度数が強いお酒が好き。
⑤舌やほっぺたをよく咬む
入れ歯が同じところにいつも当たって痛いが、我慢している。

「口腔がん」検診について

診療所で行う検査の基本は、問診、視診、触診です。
当院では、ベルスコープという口腔内観察装置を使って、口腔粘膜をより詳しく観察することができます。
疑わしい病変を発見した場合は、すぐに専門の医療機関に紹介します。

「口腔がん」の治療法の多くは外科手術です。舌や顎、頬の一部もしくは大部分を切除せざるを得ず、審美的にも機能的にも大きな障害が残ります。
最低でも1年に1回は検診を受けましょう。

歯科医師 松崎麻美

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